造形ゼミの報告その10
美術の楽しみ方には「表現する楽しみ方」だけでなく「鑑賞する楽しみ方」があります。鑑賞活動で様々な作家の見方や感じ方、考え方や表現方法に触れることで、鑑賞者は多様な価値観や感性を身につけ、豊かな発想力や情操を身につけることができると考えています。
この講座では鑑賞活動を教室内の学習者同士で共有し、身につけた資質や能力をその後の表現活動に生かすことを考えました。
ファシリテーターを務める教員は、子どもたちの気づきや感想、資料などから得た情報などを整理しまとめ、造形的な言葉や考え方に翻訳して子どもたちに返すことが求められます。