造形ゼミの報告その6

第5講座写真

紙は身近な素材であり、切ったり貼ったりも容易で加工しやすく、加工次第では柔らかさも固さも表現できます。

現行学習指導要領では、低学年の材料や用具で画用紙や厚紙、新聞紙などが示され、低学年では「十分に慣れ」、その後の学年でも繰り返し取り上げて材料や用具の適切な扱いに慣れるようになっています。また、発達段階に合わせて、紙だけを使った表現からいろいろな材料を組み合わせた表現に応用・発展させていくことも考えられます。表現方法も、切る、貼る、切り抜く、組み立てる、丸めて組み合わせる、立体的に整形するなどの活動の広がりが考えられます。

本講座では紙を中心に、その特徴を生かした表現について考え、作業を体験しました。